人のことばに耳を傾ける人、謙虚・素直な人、積極・親切な人は、自然に未知の開ける人である。

若さとは、目的の追求のためには、すべてを忘れて努力するという盲進の若さである。
努力しなければ疑問にもぶつからない。平穏に見えるけれど知識の向上のほとんどない古い沼のような者には進歩は望めない。青年と自負するものは何でもぶつかれ。そして、一つひとつ知っていけ。ただし、これは相手に抵抗しろとか排除していけということではない。“率直に素直に”ぶつかったものにひとつひとつ教えを請い、学んで行って初めてぶつかった価値がある。相手が教えてくれようとしてもこれを受け入れねば行為は徒労である。

人の運・不運もこれで分かれる。親切に教えても受け取れない人に良運に当たるチャンスは与えられない。すなわち運はその人の性格が決定する。性格が行動を定めるからです。素直な人はチャンスに恵まれる。だからこそ、良い性格を鍛える努力をしなければ損をすることになる。人のことばに耳を傾ける人。いわゆる素直な人・親切な人は、運の良い人・自然に道の開ける人である。こういう人のところにはいろいろな情報ニュースも大変よく集まる。ことばは古いが、“敵を知り己を知る”は戦いの第一歩である。

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