製品概要

パイロット訓練/養成用および研究開発等教育機関用のフライトシミュレータです。
本装置は国土交通省の飛行訓練装置レベル3の取得に対応しており、模擬する機種、動きを模擬するモーションシステムの付与等お客さまのニーズに合わせたカスタマイズが可能なものとなっております。

製品の特長

国土交通省の飛行訓練装置(FTD:Flight Training Device)
レベル3取得が可能

  • 双発機、単発機等の機体を模擬
  • 模擬する航空機の訓練に支障のない飛行特性を模擬
  • 自社製の操縦桿を使用することにより、機体状況に合わせた操作反力を模擬(オプション)
  • 訓練用フライトシミュレータ外観

    訓練用フライトシミュレータ外観

実機のコックピット内および窓外視界の忠実な模擬

  • コックピット内

    コックピット内

  • 模擬統合計器(G1000相当)用フライトシミュレータ

    模擬統合計器(G1000相当)用フライトシミュレータ

  • 窓外視界(例:羽田空港)

    窓外視界(例:羽田空港)

高い保守性、拡張性

  • 自社製(国産)によるきめ細かなメンテナンス
  • 保守点検の容易な設計によるコスト低減
  • シーナリー(視界データベース)の追加に対応
  • 研究開発にも使用が可能
  • モーションシステムの付与が可能
  • 簡易型フライトシミュレータ例

    簡易型フライトシミュレータ例

製品仕様(飛行訓練装置の場合)

寸法 全長:2,200mm以下、全幅:2,000mm以下、全高:1,500mm以下
視界映像 ・正面視界:ウルトラワイド液晶モニタ2画面
・側面視界:液晶モニタ左右1画面
操縦装置 ・操縦桿:モータ反力式 2式(エレベータトリム中立位置連動式)
・ラダーペダル:モータ反力式 2式
定員 ・2名
本体質量 ・600kg以下
最大消費電力 ・AC100V単相 15A 3系統(モーションシステムなしの場合)
機体モデル ・小型双発機、単発機
計器表示 ・実機相当の計器を模擬、ガーミンG1000を模擬
シーナリー ・日本各地の主要空港を模擬
航法模擬 ・航空機器・無線機器の周波数を模擬
気象・天象 ・気象:晴れ、曇天、雨天の設定が可能
・天象:昼間、夜間、薄暮、夜明けの設定が可能
・風:定常風、突風の風向、風速を任意に設定が可能
・視程:段階で任意の設定が可能
故障模擬 ・エンジン故障、電源故障、スイッチ故障、サーキットブレーカ故障 等
操作卓機能 ・フライト中の気象・天象の編子、及びエンジン、発電機等の故障模擬
・空港移動、位置移動

システムブロック図

  • システムブロック図

導入までの流れ

  • 仕様調査・現地調査

    お客さまとの仕様調整、現地調査(必要に応じて実機調査)を実施し、最適な訓練器材を提案いたします。

  • 製品設計・製作

    調整頂いた仕様に基づき設計を行い、必要に応じてお客さまのデザインレビューを実施し、製作を開始します。

  • 確認・調整

    組立後、ハードウェア調整、ソフトウェア調整を行い、機能・性能の確認を実施し仕様に合った訓練器材として完成させます。

  • 納品

    訓練器材は、お客さまに確認していただき納品となります。
    保守点検等、様々なカスタマーサポートにも対応しておりますので、お気軽にお申し付けください。

※各Stepにおいて、最適な仕様や安全性/保守性に優れた訓練器材をご提供します。

お問い合わせ先

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    お問い合わせいただけましたら、内容確認後近日中にご連絡致します。

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