タマディックは、『誠実 創造』の企業理念に基づき、総合エンジニアリング企業として、「お客さまに喜ばれ、共に発展するため、技術力、提供力に根ざした高付加価値な技術サービスを提供」「エンジニアの成長と希望、事業の成長と進化を両立する」を使命としています。
タマディックは、目指すべき持続可能な社会の姿を、人づくり:マルチスキルエンジニアの育成による産業発展への貢献と、お客さまの脱炭素製品および脱炭素関連製品に対して高品質な技術サービスを提供することで脱炭素化に寄与し、持続可能な社会の実現に貢献したいと考えています。
環境(Environment)・社会(Society)・企業統治(Governance)のESGのバランスが保たれている目指すべき社会の実現に向け、「事業を通じた社会課題解決」「経営基盤の強化」の2つの活動に取り組み、国際社会で合意された「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献していきます。
タマディックは、目指すべき持続可能な社会の姿を、環境(Environment)・社会(Society)・企業統治(Governance)の3つに対し、経営基盤の強化を図り、事業を通じて社会課題を解決することとして表しています。
この目指すべき社会の実現に向け、経営理念・中期事業計画(第10次5か年計画)・ステークホルダーからの期待を反映した重要社会課題を特定し、事業活動を通じて社会課題の解決に取り組みます。
「事業を通じた社会課題解決」とそれを支える「経営基盤の強化」の2つの領域で5つの重要社会課題を特定し、各重要社会課題に紐づく目標を設定しています。
5つの重要社会課題より、タマディックが取り組む主要テーマを以下に掲げる。
重要社会課題 | 主要テーマ | SDGs | |
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事業を通じた社会課題の解決 |
脱炭素/気候変動への対応 | 脱炭素事業へのシフト |
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SDGsに取り組むステークホルダーの強化 |
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循環型社会実現への貢献 | 再生可能エネルギーの利用 |
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経営基盤の強化 |
サステナブルな社会へ高度な技術サービスを提供 | マルチスキルエンジニアの育成 |
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ジェンダー平等の推進 | 平等な職場環境づくりの推進 |
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健康経営の推進 | 社員へ健康サポートの推進 |
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主要テーマ | 具体的な取り組み | 2030年目標(KPI) |
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脱炭素事業へのシフト | 脱炭素事業への受注強化 | 売上比 75% |
SDGsに取り組むステークホルダーの強化 | ステークホルダーへのSDGs活動取り組み推進 | 取引比率 95% |
再生可能エネルギーの利用 | 再生可能エネルギー由来電力の購入 | 100% |
マルチスキルエンジニアの育成 | マルチスキル社員数の拡大 | 年 25%増 *1 |
平等な職場環境づくりの推進 | ユニバーサルデザイン施設の設置 | 100% *2 |
社員へ健康サポートの推進 | 健康社員率の増加 | 30% *3 |
環境・社会・ガバナンス分野におけるタマディックの中長期的な課題を経営レベルで検討し、事業に落とし込んで社会課題を解決していくため、2021年4月に管理本部 経営企画部内にSDGs推進事務局を設置、管理本部 経営企画部 ISOセクションが事務局を務めています。各部署から部門長やマネージャークラスが参加するSDGs組織導入の会議では、議論するテーマに応じて事業部門の責任者を招集し、サステナビリティ課題を横断的に検討・議論していく体制を整えています。