お知らせ・ニュースリリース
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2021年01月25日
ニュースリリース
タマディック福岡事務所を設立
北部九州の自動車産業における事業拡張を目指し 株式会社タマディック(本社:東京都新宿区/愛知県名古屋市、英文社名:TAMADIC Co.,Ltd.)は、2021年2月1日よりタマディック福岡事務所(福岡県古賀市)を開所いたします。国内では10カ所目の拠点事務所になります。 ■ 設立の背景北部九州には4つの自動車メーカーの生産工場が立地し、年間160万台以上の自動車が生産されています。2013年には福岡県が「北部九州自動車産業アジア先進拠点推進構想」を策定し、産学官が一体となって自動車産業の振興を進めており、自動車生産を支える関連企業も年々増加傾向にあります。弊社としても、九州エリアにおける自動車生産設備のエンジニアリング業務が堅調に伸びていることから、新拠点を設立して人員を増員し、事業拡張を目指してまいります。 ■ 展開する事業について完成車メーカー工場における自動車生産設備のエンジニアリング業務を行います。主には、生産ラインのデザインから稼働するロボットのシミュレーションとオフラインプログラムの作成、そして生産設備・ラインの施工から立上げ、新車立上げのエンジニアリング業務となります。 ■ 新型コロナ感染対策についてオフィスデスクには、対面での飛沫感染を防止するアクリルパーテーションを設置、オフィス入口には非接触体温測定器を設置するほか、OA機器の共有を極力排除することで接触感染のリスクを低減し、従業員の健康管理対策に取り組みます。 弊社は1959年の設立以来、自動車、航空・宇宙、産業機械を中心に、さまざまな産業分野の設計・開発・生産技術に携わってまいりました。今後も「総合エンジニアリング企業」として技術力を通じ、ものづくり大国・日本を支え、お客さまからの信頼にお応えする企業であることを目指し続けます。 所在地:福岡県古賀市舞の里3丁目5-1営業開始日:2021年2月1日主な事業内容:自動車生産設備エンジニアリング業務1・ラインデザイン2・ラインロボットシミュレーション3・ラインロボットオフラインプログラム作成4・ライン生産準備(設備・ラインの施工・立上げ及び新車立上げのエンジニアリング業務)従業員数:2026年までに20名規模の体制を目指す
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2020年11月03日
お知らせ
「あいち女性輝きカンパニー」愛知県から認証
株式会社タマディックは、2020年10月31日付けで、愛知県がすすめる女性の活躍推進プロジェクト事業の「あいち女性輝きカンパニー」に認証を受けました。2017年10月に認定されて以来の認証更新となります。また、10月16日には愛知県より「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」も委嘱されております。 今後も、制度の拡充を進めるとともに、人材の多様化に柔軟に対応できる職場の風土醸成につとめてまいります。 認定期間: 2020年10⽉31⽇~2025年10⽉31⽇まで(5年更新) タマディック「女性の活躍促進宣言」多様性を尊重し、女性が安心して働くことが出来る環境作りと豊かな未来の実現を目指します。・介護や育児等で、勤務時間が制限される社員が円滑に勤務できるよう、短時間正社員制度の導入を検討します。・介護や育児等で、退職を余儀なくされた社員に対し、カムバック制度の導入を検討します。 (外部リンク)愛知県:あいち女性輝きカンパニー認証制度
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2020年10月22日
お知らせ
「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」就任のお知らせ
株式会社タマディックは、2020年10月16日に愛知県より「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」を委嘱されましたので、お知らせいたします。 「あいち女性輝きカンパニー」の中から愛知県の委嘱を受けた60企業・団体が、「あいち女性の活躍プロモーションリーダー」として、愛知県が実施する女性の活躍促進の取り組みへの協力や他企業への活用の働きかけなどを行なうものです。 今回の就任を機に、これまで以上に育児や介護と仕事を両立できる制度や環境づくりを進め、多様な人材が働きやすい職場環境の実現を目指してまいります。 (外部リンク)あいち女性の活躍推進プロジェクト
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2020年07月02日
ニュースリリース
建築家・坂 茂氏の設計による木質免震構造オフィスビル『タマディック名古屋ビル』着工
木のあたたかな執務空間を持った “働きがいのあるオフィス”の実現を目指します 株式会社タマディック(本社:東京都新宿区/愛知県名古屋市、英文社名:TAMADIC Co.,Ltd.)は、東海エリアの事業拠点である愛知県名古屋市において、新社屋『タマディック名古屋ビル』の建設に着手いたします。当ビルは、プリツカー賞を受賞した建築家・坂 茂(ばん しげる)氏の設計によるCLT(直交集成材)を活用した地上8階・地下1階の木質免震構造オフィスビルになり、2021年11月に竣工予定です。 坂 茂氏は、世界初の木造7階建てビル「タメディア新本社」(スイス・チューリッヒ市)、世界最大級の木造建築物 「スウォッチ・オメガ本社」(スイス・ビール市)など、いずれも現代の木造建築に代表される作品を手掛けた建築家です。それら作品は、鉄骨の代用品として木材を使用することはなく、 "木造でなければ"ならない必然性と、"木造だからこそ"実現できる意匠が用いられています。同氏の素材や材質を最大限に活かすアプローチが弊社のエンジニアリング業務と通じるものを感じ、その創意工夫と間近に接することで日常の業務にも斬新な着想を得て欲しいという願いから、新社屋の設計を依頼いたしました。 今回、弊社が取得した名古屋市中区の土地は防火地域にあたり、耐火建築物しか認められないエリアになります。本計画では、CLT板とコンクリートを組み合わせた構造を用いることで、木のあたたかな執務空間と、しなやかさと頑丈な構造性能を持つ建築を実現いたします※。当ビルには、総務部や営業推進部など本社管理機能のほか、航空・宇宙事業部 FA・エレクトロニクス事業部の一部が移転する予定です。 弊社は1959年の創業以来、自動車、航空・宇宙、FA・ロボット、情報・家電業界の国内トップメーカーとともに設計開発・生産技術・解析業務をはじめ最先端技術の開発・革新に取り組んで参りました。同時に、「働きがいのある職場の実現」「健康保持・増進」を重点施策に据え、社員のモチベーションアップを通して技術力と人材力を両輪とする「総合エンジニアリング企業」を目指しております。今回の新社屋においても、執務エリアの環境性向上や社員間コミュニケーションの活性化、フィンランド式サウナ導入による健康促進などをテーマに据え、"働きがいのあるオフィス"の実現を目指してまいります。 弊社は「働きがいのある職場の実現」「健康保持・増進」を重点施策として、健康経営に取り組んでおります。新社屋建設においても、さまざまな部署・役職からプロジェクトメンバーを選定し、"働きがいのあるオフィス"実現に向けて意見交換を行い、コンセプト策定を進めております。 構造材としてのCLT板活用 柱はCLT板を組み合わせてロの字型の断面をつくり、それを型枠にしてコンクリートを打設し、RCを内蔵したハイブリッド断面としています。常時は、内蔵のRC断面が建物を支え、地震時には木造(CLT)+RCの柱として水平力に抵抗し、火災時には耐火性能のあるRC構造が建物を支え崩壊を防ぎます。この柱は、実大の試験体を製作して性能確認試験を行った結果、一般的な配筋のRC断面のみの場合と比べ、断面形状・CLT板厚により、最大耐力が約3.8~5倍、剛性が約1.3~1.6倍となり、非常に優れた構造性能があることが確認できております。各階の床は、CLT板を型枠としてコンクリートを打設した(RC+CLT)構造としています。柱と同様に、常時はRC断面で床を支えますが、RC+CLTの合成構造とする事で、床の振動やたわみを抑え、強度、剛性、遮音性、耐火性の高い床構造となります。また、一般的なRC造で必要になる支保工が最小限となることで他工事も同時に行えるため、工程の短縮化も図れます。※CLT板とは; Cross Laminated Timberの略称。ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した集成材。本計画では国産の杉材を使用する。 執務室の環境面 南・西側の窓には、最新旅客機にも使用されているスマート調光ガラスシステムを採用いたしました。空調には、床全面から気流を送り出す滲みだし空調を採用。気流感を抑え、静かで温度むらの少ない快適な室内環境を創出します。 フィンランド式サウナと"働きがい" 8階には多目的ホールのほか、社員誰もが利用できるフィンランド式サウナを常設。健康促進効果のみならず、社員間のコミュニケーション活性化、集中力の向上など、エンジニアリング業務の効率化を目的としております。 建物概要 名称:タマディック名古屋ビル建築設計:坂茂建築設計構造設計:陶器浩一+飯島建築事務所+高橋俊也建築構造研究所設備設計:テーテンス事務所所在地:愛知県名古屋市中区丸の内2丁目用途:事務所敷地面積:637.4 ㎡建築面積:約510㎡延床面積:約4,500㎡構造:RC造、一部鉄骨造、木造(免震構造)階数:地下1階、地上8階・地下階:駐車場・1階:エントランス・ショールーム・ものづくりラボ・2~3階:執務室・4階:会議室・5~6階:設計室・7階:研修室・8階:多目的ホール・フィンランド式サウナ完成予定:2021年11月 坂 茂氏 プロフィール 1957年東京生まれ82年 磯崎新アトリエに勤務84年 クーパー・ユニオン建築学部を卒業85年 坂茂建築設計を設立95年から国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)コンサルタント、同時にNGO ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)設立現在、慶應義塾大学環境情報学部教授〈主な作品〉「カーテンウォールの家」、「ハノーバー国際博覧会日本館」、「ニコラス・G・ハイエック・センター」、「ポンピドゥー・センター・メス」、「大分県立美術館」、「静岡県富士山世界遺産センター」、「ラ・セーヌ・ミュジカル」、「スウォッチ・オメガ本社」、他〈主な受賞〉フランス建築アカデミーゴールドメダル(2004)、アーノルド・W・ブルーナー記念賞建築部門世界建築賞(2005)、日本建築学会賞作品賞(2009)、フランス芸術文化勲章コマンドゥール(2014)、芸術選奨文化部科学大臣賞(2012)、プリツカー建築賞(2014)、クリスタルアワード(ダボス世界経済フォーラム、2015)、紫綬褒章(2017)、マザー・テレサ社会正義賞(2017)、読売国際協力賞(2019)、など
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2020年05月08日
ニュースリリース
自社製品が初めて飛行訓練装置(FTD)に認定
自社製品が初めて飛行訓練装置(FTD)に認定 国内唯一のFTD製造販売メーカーとしてラインナップを強化 株式会社タマディック(本社:東京都新宿区/愛知県名古屋市、英文社名:TAMADIC Co.,Ltd.)が製造し、岡山航空株式会社(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:寺岡伸二)に納入した「TFS003T-G58」が、国土交通省航空局「模擬飛行訓練装置認定要領」の規定における飛行訓練装置レベル3(国土交通省認定 国空航第3311号)の認定を受けました。 岡山航空では、航空会社への就職を目指す方や双発機を操縦したい方への訓練において、双発レシプロ軽飛行機"バロン"ビーチクラフト式G58型が導入されております。今回納入した「TFS003T-G58」も、同じくバロンG58型をコンセプトに据え、乗員数は2名、実機の操縦感覚模擬が可能なサーボモータ式の操縦桿を採用し、航空計器も機体に搭載されているものと同じ仕様を再現しました。教官卓では気象の変更、機体位置・高度・速度の変更、故障発生等のオペレートが可能です。国土交通省より飛行訓練装置(FTD)としての認定を受けたため、当機における操縦は、訓練時間・飛行時間として一定時間ログブックへの記載が可能となります。 パイロット不足が社会問題となっている昨今、FTDは「実機よりも安価で訓練ができる」「危険が伴う訓練を安全に行える」「求める飛行環境を容易に再現できる」などのメリットにより、企業や教育機関での導入が進められています。しかし、FTDを含む国産フライトシミュレータの製造販売を行う企業は現時点で弊社のみとなり※1、また競合となる海外製品は定期メンテナンスの都合から、国内メーカー製造によるFTDを望む声が多くありました※2。(※1:弊社調べ2020年4月時点 ※2:FTDは毎年度1回の定期検査を受ける必要があります) 弊社は、戦後初の国産小型旅客機「YS-11」より航空産業に参入し、設計開発・生産技術・解析業務を通し日本の航空産業の発展に貢献してまいりました。現在では、シミュレータを用いた操縦系統の評価試験や、シミュレータ訓練装置の操縦系統・電子系統の性能評価試験業務を請け負っており、それらの経験と知識を活かしたフライトシミュレータの独自開発を進め、企業や教育機関に納品してまいりました。今回の飛行訓練装置としての認定を機に、製品のバラエティ化を図り、航空産業の人材育成に協力してまいります。
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2020年01月07日
ニュースリリース
ISO 45001:2018 / JIS Q 45001:2018認証取得
株式会社タマディック(本社:東京都新宿区/愛知県名古屋市、英文社名:TAMADIC Co., Ltd.)は、2019年12月5日に労働安全衛生マネジメントシステム「ISO 45001:2018 / JIS Q 45001:2018」の認証を取得いたしました。 弊社は、2013年より労働安全衛生マネジメントシステム「OHSAS 18001」の認証を取得し、労働災害のリスク低減に取り組んでまいりました。準国際規格である「OHSAS 18001」は、デファクト・スタンダード(事実上の国際標準)として多くの組織に採用され運用されてきましたが、2018年3月12日より国際標準規格として「ISO 45001」が発行されることになり、これを受けて弊社のOHSAS有効期限が終了するのを機に、「ISO 45001:2018 / JIS Q 45001:2018」へと移行いたしました。 弊社は創業以来、自動車や航空機など、ものづくり産業における総合エンジニアリング企業として、設計及び製造の品質向上、そして安全な職場環境の形成に努めてまいりました。今回、認証を取得した労働安全衛生マネジメントシステムをはじめ、品質マネジメントシステム(略称:QMS)、環境マネジメントシステム(略称:EMS)など5つのマネジメントシステムを事業にあわせて取得・運用しております。今後も「品質の維持・向上」「環境負荷の低減」「労働安全衛生のリスク低減」「情報資産の保護」に取り組み、高品質な技術サービスを提供することで顧客満足の向上を目指してまいります。 ISO活動紹介ページ ⇒ https://www.tamadic.co.jp/about/quality.html 弊社のISOマネジメントシステムへの取り組み 【品質】品質マネジメントシステム(略称:QMS)2005年12月にISO 9001:2000を名古屋地区で認証取得(翌年全社に拡大)現在はISO 9001:2015の認証維持【環境】環境マネジメントシステム(略称:EMS)2008年8月にISO 14001:2004を全社で認証取得現在はISO 14001:2015の認証維持【労働安全衛生】労働安全衛生マネジメントシステム(略称:OHSMS)2013年12月にOHSAS 18001:2007を全社で認証取得現在はISO 45001:2018の認証維持【情報セキュリティ】情報セキュリティマネジメントシステム(略称:ISMS)2009年12月にISO/IEC 27001:2005を全社で認証取得現在はISO/IEC 27001:2013の認証維持 ※この他、2005年に航空宇宙品質マネジメントシステムJIS Q 9100:2004認証取得。現在はJIS Q 9100:2016の認証維持
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2019年10月25日
お知らせ
「オフィスカジュアル」導入のお知らせ
株式会社タマディックは、11月1日(金)より、「オフィスカジュアル」を導入します。 中期経営計画『第 9 次 5 か年計画』の基本方針のひとつに、「社員と組織の成長を実現し、社員生活の向上と企業体力の強化を両立する」と定め、その施策のひとつとして働き方改革を推進しています。 「風通しの良いコミュニケーションづくり」「柔軟な意見交換の促進」「服装を楽しみモチベーションアップ」など働き方改革の一環として、また、節電対策や地球温暖化防止対策など環境に優しい企業活動を目的として、11月より「オフィスカジュアル」を本格導入します。 弊社ではこれまでも、地球温暖化対策および節電の取り組みとして、毎年5月から10月にかけて、「クールビズ」を実施しておりましたが、継続的な節電の実施ならびに柔軟な意見交換の促進などを目的とした働き方改革の一環として「オフィスカジュアル」を導入することといたしました。 お取引先様ならびに関係者のみなさまにおかれましては、取り組みの趣旨へご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ■「オフィスカジュアル」概要【適用期間】 2019年11月1日(金)より【対象】 本社・管理本部および各拠点の全社員、協力社員(所内勤務者)
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2019年09月24日
ニュースリリース
国内初のモータ反力式フライトシミュレータ用操縦桿を展示
(複座式軽飛行機向け・特許出願中) エアロマート名古屋2019商談会・ワークショップ(9月25日・26日)弊社ブースにて 株式会社タマディック(本社:東京都新宿区/愛知県名古屋市、英文社名:TAMADIC Co., Ltd.)は、2019年9月24日(火)~26日(木)に開催されるエアロマート名古屋2019(Aeromart Nagoya)商談会・ワークショップにおいて自社開発による国内初の「モータ反力式フライトシミュレータ用操縦桿(複座式軽飛行機向け)」を展示いたします。 弊社は、戦後初の国産小型旅客機「YS11」より航空産業に参入し、設計開発・生産技術・解析業務を通して日本の航空産業の発展に貢献してまいりました。近年では、フライトシミュレータ操縦系統の評価試験、シミュレータ訓練装置の操縦系統・電子系統の性能評価試験業務を請け負い、それらの経験と知識を活かした6軸モーション搭載のフライトシミュレータの開発などを進めております。 今回は、「エアロマート名古屋2019」において、自社開発による国内初のモータ反力式によるフライトシミュレータ用操縦桿(複座式軽飛行機向け)を展示いたします。航空機は、上昇・下降・旋回などの動作において、操縦桿が重要な役割を果たしますが、従来の(国内メーカーが展開する)フライトシミュレータ用操縦桿は、バネ反力式製品しかなく、実機に近い操作感覚を再現できませんでした。本製品は、モータを用いて飛行速度による空気抵抗の差異を再現し、さらに設計から部品選定まで最適化を図り、低コストでの導入を可能にするものです(※特許出願中)。 パイロット不足が社会問題となっている昨今、飛行訓練装置を保有する企業や機関は、より精度の高い訓練を実施するため、高レベルな操縦性の再現をシミュレータに求めています。弊社では、シミュレータ本体から機器・部品に至るあらゆる技術を研究・開発し、さらには機器の評価試験からメンテナンスまでを請け負い知見を深めていくことで、市場ニーズに応える高付加価値のものづくりを提供してまいります。 ■研究・開発の背景航空機は、飛行速度によって操縦桿の操作力が変わりますが、国内メーカーによるフライトシミュレータ用操縦桿はバネ反力式のものしかなく、異なる飛行状況下でも同一の操作力しか再現できません。また、海外メーカーでは、複座モータ式操縦桿が開発されておりますが、機長席・副操縦士席それぞれに独立したモータを使用し、プログラム制御により同一の動作をするよう連結されているため、左右で異なる操作をした場合、モータに高負荷が掛かり機器が停止してしまうといったケースが見られます。■本製品の特長飛行操作の際に発生する操縦桿への負荷をモータで再現し、かつ機長席・副操縦士席を機械的にリンクさせて各軸をひとつのモータで制御します。また、本製品の開発にあたり、飛行状況(速度)に合わせて操作反力特性を変更できるソフトウェアを新たに開発。これにより、単発機・双発機など、さまざまな機種への対応を可能にする拡張性を持たせました。 開発要素 1.モータ反力式操縦桿に使用するモータの選定 ・ピッチ最大操作力(機種上下):30kgf ・ロール最大操作力(機体傾き):15kgf2.左右席を機械的にリンクさせて、各軸を1モータで制御3.飛行状況(速度)に合わせた操作反力特性の変更可能なソフトウェア開発4.ソフトウェアの変更のみで多機種への対応が可能な拡張性 自社開発のフライトシミュレータについて 「タマディック フライトシミュレータ」旅客機の操縦性を再現した模擬飛行装置。パイロット育成入門やエンターテイメント用に製作したもので、移動方向、向き、回転の6軸の各動きを電動モータで再現し、24インチ液晶モニタでリアルな映像を映し出します。訓練シナリオは実在する空港を設定することができ、本物さながらの操作性を実現いたしました。 「エアロマート名古屋2019」について 会期 :2019年9月24日(火)~26日(木)会場 :24日 名古屋商工会議所2階ホール(名古屋市中区) 25日・26日 名古屋市中小企業振興会館 吹上ホール(名古屋市千種区)← 実機展示日主催 :advanced business events、BCI AEROSPACEHP :http://nagoya.bciaerospace.com/jp/内容 :航空宇宙分野のビジネスマッチングにおいて世界的に実績のあるフランスのBCIエアロスペースが主催する事前調整型ビジネス商談会
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2019年09月02日
お知らせ
禁煙促進宣言
株式会社タマディックは、社員生活を向上させ、お客さまに最高の技術サービスを提供するためにも社員の心身の健康が不可欠であると考え、2017年に『健康宣言』を制定しました。 2018年ならびに2019年には、その取り組みを評価いただき経済産業省・日本健康会議が選ぶ「健康経営優良法人(大規模法人部門) ~ホワイト 500~」に2年連続で認定されました。 2019年9月1日、社員のさらなる健康増進、また受動喫煙を防止するため、「①禁煙の促進」「②禁煙しやすい環境づくり」を重点施策とする『禁煙促進宣言』を発表します。 弊社は『健康宣言』に基づき、禁煙活動を促進し、安全かつ健康に働くことができる職場の実現を目指します。 ※『禁煙促進宣言』の詳細につきましては、こちらでご確認いただけます
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2019年04月26日
ニュースリリース
TOYOTA GAZOO Racingとパートナーシップ契約を締結
トヨタ自動車「TOYOTA GAZOO Racing」とパートナーシップ契約を締結 FIA世界ラリー選手権参戦中のトヨタ・ヤリスWRCにロゴ掲出 株式会社タマディック(本社:東京都新宿区/愛知県名古屋市、英文社名:TAMADIC Co., Ltd.)は、FIA世界ラリー選手権(WRC)に参戦するトヨタ自動車のモータースポーツ部門「TOYOTA GAZOO Racing」とパートナーシップ契約を締結いたしました。2019年4月25~28日(現地時間)に開催される2019WRCラリーアルゼンティーナより、シーズン終了まで、「トヨタ・ヤリスWRC」のCピラー部をはじめ、サービスパークやトランスポーターなどに弊社ロゴステッカーが掲出されます。 弊社とトヨタ自動車とのお取引は1976年から現在まで40年以上に渡り、生産準備や設計開発などの業務を通して安心安全なクルマづくりを実現するための一助を担わさせていただいております。今回のパートナーシップ締結を通じ、欧州各国をはじめ世界中の自動車ファンの方々への弊社の認知度向上を図るとともに、WRCという最も過酷な環境下のレースで世界の強豪に挑み続ける「TOYOTA GAZOO Racing」を応援してまいります。 ■WRC について世界ラリー選手権(FIA World Rally Championship)の略称で、FIA(国際自動車連盟)が公認するF1、WEC(世界耐久選手権)等と並ぶ自動車競技のひとつ。1973年に世界各地で開催されていたラリーを組織化、世界選手権としてスタートし、現在まで続いている。2019年は、世界各地14か国を舞台に、年間全14戦を開催。